POSSIBILITY

2020年初めの企画展としまして、漆皮の市川陽子と革の積層の上治良充の2人展を開催いたします。
本展では革という素材に目をとめ、MUTTEの目線から可能性を探ります。

遥か昔、奈良時代に多く作られた漆工芸の一つである漆皮(しっぴ)。主に鹿や牛、イノシシなどの皮を乾燥させ漆を塗ったものがあります。薄くて軽く、丈夫という利点から器や箱ものなどで使用され当時は重宝されたものでした。
この技法を用いてこの度、現代における箱や袋、トレーなどを展示します。

もう一つの可能性として何重にも重ねあわせた牛皮を叩き積層とする技法。昔から馬具などでも使用され丈夫で何十年ともち、その結果、経年とともに美しい景色を映し出します。
この技法を用いて主に大小さまざまなボウルを展示します。

本展では”革の持つ素材の可能性”と向き合いながら、現代の作り手によって、新たな価値観に代わる作品をご覧いただけます。

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POSSIBILITY
漆皮/市川陽子 x 革/上治良治2020/1/11(sat.)-1/27(mon.)
OPEN 11:00-19:30
CLOSE Wednesday, Thursday
*急な休みや営業時間変更もございますので来店の際は事前にご確認下さい。

作家をお呼びしての催しを行います。ご興味をお持ちの方、予約不要ですので当日お気軽にMÜTTEまで御来店下さい。


- Counter Talk -
カウンターで珈琲を飲みながら作家に製作方法や想いなどをお聞きします。

上治良充/1月11日(土)14:00~15:00 4名 ※終了
市川陽子/1月25日(土)14:00~15:00 4名 ※終了
※ 参加費無料 1ドリンクオーダー制

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